流山法律事務所の弁護士の川越です。
先日、八丈島の簡易裁判所に行ったことをブログに書きましたが、ついでに、八丈島の南約70キロのところに浮かんでいる、青ヶ島という島に行って来ました。
船で行くと、片道約3時間かかる場所で、人口も約170人と少なく、日本の中でも、秘境と言っていい島の一つではないかと思います。
今回、私は、行きはヘリコプター、帰りは船で行ってみることにしました。
実際に青ヶ島に行ってみると、本当に孤島なんだな、という実感が湧いてきます。
気象条件が良いと、八丈島がうっすら見えるらしいのですが、私が行ったときは、八丈島を見ることはできませんでした。
青ヶ島は、世界的に珍しい、二重カルデラが見られる場所でもあります。火山の火口の中に、もう一つカルデラ山ができている場所です。
写真中央の、縞模様が入っているゼリーみたいな山が、火口の中にある二つ目のカルデラ山です(丸山というそうです。)。
島の人に聞いたのですが、昔、椿油を取るために、丸山に椿を並べて植えたため、このような縞模様が出来ている、ということでした。
今は、椿を取る人もほとんどいないので、欲しければ好きに取って行っていいと思うよ、とも言われましたが、本当でしょうか。
子どものころから、この二重カルデラを見たいと思っていましたので、実際に見ることができて、とても嬉しく思いました。