窃盗(万引き)で逮捕された少年について少年院送致を回避した事例

万引きで逮捕された少年について,以前も同様の万引きをしていること,入所していた施設から抜け出していたこと等の事情から厳しい処分も想定されていましたが,小職が繰り返し面会をして反省を促す等したこと,少年が否認していた箇所について検討し立証の不十分さを指摘する等の弁護活動を行い,少年院送致を回避することができました。なお,少年が否認していた箇所については,大部分「非行事実なし」と判断されています。